その4 断熱防犯サッシへの取り替えと耐力壁の新設リフォーム
浜松市西区のお宅のリノベーション・大規模リフォームのご紹介の4回目は、3帖の洋室の幅1.5間の雨戸付掃き出し窓を、防犯ガラスのペアガラスにした幅1間の雨戸付断熱防犯掃き出しサッシに取り替える、窓のリフォームと、残りの0.5間を耐震補強のために耐力壁にするリフォームです。
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リフォーム前の3帖の洋室に付いている幅1.5間の雨戸付掃き出し窓。戸袋と雨戸は後付けでして、戸袋は大工が現場製作したものでした。
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初めに戸袋を解体しました。雨戸が3枚ありますので、サッシの幅が1.5間だとわかります。
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雨戸と障子を外してこの後サッシ枠も取り外し、手前の空間に幅0.5間の耐力壁を作ります。
リフォーム後の掃き出しサッシ。手前の3尺が耐震補強の壁になりました。サイディングは元の戸袋に貼ってあったアルミサイディングを再利用しています。
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反対側から見た掃き出しサッシ。上で紹介した3枚目と同じ時のものです。
奥から3尺の所に柱を入れて、筋違を入れたところです。上部はひさしがあって外壁をいじれないので部屋側から造作します。
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同じ所の下側。こちらは床はいじらないで、外側から土台と新しい柱・筋違を固定しています。
残った幅1間の所に雨戸付掃き出しサッシを取り付け、戸袋の内側に防水用の板金を張っています。
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リフォーム後の掃き出しサッシ。今度は雨戸が2枚なので(手前は戸袋の鏡板)、幅が1間になったのがお分かりいただけます。霧除けの天井も張り直しています。
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リフォーム前の3帖の洋室の中から見た掃き出しサッシ。カーテンで判りづらいですが、左の角まで窓になっています。
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天井とサッシの上の壁をめくって新しい柱と筋違を入れて、胴差しと金物で固定します。この後、壁に構造用合板を張ってプリントべニアを張ります。
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この部屋は床・壁・天井はいじらない予定でしたので、天井の切り取った所にその板で点検口をつくりました。
リフォーム後の室内。既存と同じプリントべニアがありませんので、似たような感じのものを1面だけ張り替えました。サッシの左の壁が今まで窓だった所です。
このサッシのガラスは、今後ご紹介する部屋と同様、防犯ガラスと普通のガラスの組み合わせのペアガラスでして、防犯・断熱・遮音性に優れているものです。
今回のように部屋の中のリフォームは極力抑えて、必要最低限で有効なリフォーム(耐震補強・防犯・断熱)をするのも良いのではないでしょうか。
このようなサッシの取り替えや耐震補強のリフォームも、リフォーム経験豊富な優れた腕の社員の大工や職人スタッフが揃っている、浜松市のリフォーム専門の工務店「優建築工房」なら、施工実績が豊富なため安心してお任せいただけます。お気軽にお問い合わせください。
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