雨水が侵入して中が腐ってしまった店舗の外壁の修復リフォーム
某市 平成29年5月
某市の某院から(当社でのリフォーム2回目)、「タイルの外壁の所に穴が開いたので見てほしい」と連絡を受けたのでお伺いすると、確かにタイルの一部が落ちていて中に見えている柱はボロボロ。そこからの雨水が侵入したためその下のタイルは浮いてブカブカしていて、いつ落ちてもおかしくない状態でした。
このままだと通路に面している所なので危ないため、休院の日曜日に外壁をめくって作り直す、外壁の修復リフォームをすることにしました。
リフォーム前のタイルの外壁。柱型の上の所のタイルが落ちていました。
▼
中を見るとこんな感じで、完全に柱が腐っていました。かなりの長期にわたって雨水が侵入していたのでしょうね。
下のタイルもブカブカしていたので、恐る恐るタイルをめくってみると、
やっぱり腐っていますね。
▼
で、結局下までめくったらこの通り!根元まで腐っていました。う~ん、こりゃあ柱を替えないとダメですね。
▼
アーチになっている所のタイルを剥がしてみると、なんと下地の合板の上に直接タイルを貼ってあることが判明!外壁としてはありえない施工方法です。
▼
建物が下がらないようにサポートをかって、柱の堅木として残っている所以外を切断・撤去しました。
▼
そこに切り込みを合わせて作った柱をはめ込みます。
▼
ボルトが使えないのでビスで止めた後、耐震補強金物を取り付け緊結します。
▼
今度はタイルをやめてサイディングを張ることにしました。
リフォーム後の外壁。ケイミューの金属サイディング「はる・一番」を張ったので、これでもう安心です。
それにしても雨・風の当たらない屋内ならまだしも、屋外で下地の合板に直貼りしてあるタイルは初めて見ました。これでは目地からすぐに雨水が侵入して、下地の木材を腐らせるはずです。
このような難しい作業の外壁のリフォームも、リフォーム経験豊富な優れた腕の社員の大工や職人スタッフが揃っている、浜松市のリフォーム専門の工務店「優建築工房」なら、施工実績が豊富なため安心してお任せいただけます。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは → こちら